アトキンスダイエットとは

アトキンスダイエット(Atkins Diet)とは、ロバート・アトキンス博士が考案したダイエット法である。低炭水化物ダイエット、ケトン式ダイエット、ローカーボダイエットとも呼ばれる。通常200~300g摂取している炭水化物の摂取量を20~40gと非常に少なく摂取し、糖分の代わりに脂肪がエネルギーとして使われる状態に誘導する。肥満のためインスリン抵抗性が高くなり、さらに肥満になりやすくなっている状態、このような糖尿病の発症のリスクが上がっているような状態を「炭水化物中毒」としてダイエット法の対象にしている

アトキンスダイエットブーム

アメリカで一時期ブームとなった。ブームの中、2003年4月17日、アトキンスは転倒による頭の強打によって昏睡状態を原因として死亡した。死亡時に心臓病であり、さらに体重が116kgあったという発言に対し、死亡する9日前には89kgであったと弁明がなされた。通常の食事バランスではないため健康上の問題を巡って激しく議論されていた。2004年にはダイエットの1年後から頭痛や下痢などの炭水化物が少ないことによる副作用もみられ、長期的な安全性が危険性も安全性は保障できないと報告された。アメリカの調査では2004年2月時点で消費者の9.1%がこの低炭水化物ダイエットを実行していると答えていたが、同じ年の7月には2.1%に急落しており、その後、アトンキンスニュートリッショナルズ社は破産法にもとづき会社更生手続きをとった。

アトキンスダイエットの理論

通常、食事で炭水化物を摂取し血糖値が上がると、膵臓からインスリンが出されて、血糖をグリコーゲンに変換し筋肉などに蓄える。そして、運動するときのエネルギーとしてグリコーゲンを使う。さらに、筋肉に蓄える分が一杯になると、今度は中性脂肪として脂肪細胞に蓄える[6]。そして、血糖値が下がる。

しかし、このメカニズムはインスリン抵抗性が高まっていると正常に働かなくなる。肥満になるほどインスリン抵抗性が高まり、インスリンが多く作られれ高インスリン血症となる。このため脂肪として蓄えられやすく悪循環になってしまう[7]。また、血糖値が下がり低血糖症になるため、体はエネルギーが足りないと感じ、食欲が出てくる。この状態を「炭水化物中毒」と呼んでいる。インスリンのメカニズムが暴走し、甘いものが見境いなく欲しくなる状態である。また低血糖症の時には気分が優れない。

インスリンをつくりすぎて膵臓が疲れると、インスリンを作れなくなり血糖値を下げることができない糖尿病になる。インスリンの注射が必要になる。

砂糖漬けになり砂糖依存症になっているが摂取しないようにする。

炭水化物をほとんど摂取しないようにすると、インスリンが作られず、また血糖というエネルギーがなくなるので、代わりに体内の脂肪が分解されたケトン体をエネルギーとして使うようになる。この血液中にケトン体が増えた状態を「ケトーシス」と呼ぶ。

結果として、体内の脂肪を燃焼しやすい状態となり、脂肪だけを減らす事が出来るという理論である。 たんぱく質・脂質にはあまり制限がないが腹八分がすすめられる。

食べものは有機食品、卵は有精卵をすすめている。